キャリアにおける“役割”について|ママノバライター

コラム
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こんにちは!
ママノバライターでキャリアコンサルタントのすみです♪

育休中のみなさん、日中は自分の時間がなかなか取れず、気がついたら夜になっているということはありませんか?

今は子育てに集中!と思いながらも、何もなし遂げられてないのでは?とモヤモヤした気持ちを感じていませんか?

「自分らしさってなんだっけ?」
「自分の存在って?」

育休中で仕事から離れてしまうと、キャリアのブランクが空いてしまうし、このままでもいいのかという焦りを感じる人もいるかもしれません。
バリバリ仕事をしていた方は、特にそう感じるのではないでしょうか。

今日は、育休中だからこそできる「自分らしさ」の見つけ方について書いていきます!

私たちが当たり前に使っている「キャリア」という言葉。
一般的には「キャリア」は「職業的な経歴」と言われていますが、キャリアコンサルティングでは、「キャリア」は、もっと豊かな意味を持っていて、「人の経歴や生涯」のことを指します

仕事以外の育児や趣味、生きている中で起こるすべてのことが「キャリア」ということになります。

そして「キャリアとは人生の、ある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせであり、組み合わせることで自己概念を実現しようとする試み」と言われています。

自己概念とは、自分はどのような人間なのかという理解のこと、自分らしさを理解するということです。

つまり「役割」があることによって私たちは「自分らしさ・自分の存在」を感じることができると言われています。


「役割」は具体的に下記の6つ。

①息子・娘
②学生
③余暇を楽しむ人
④市民
⑤職業人
⑥ホームメーカー

では、具体的にどのような意味か簡単に見ていきましょう。

①息子・娘
生涯を通じて親に注ぐ時間と労力です。この役割は、この世に生まれた時に始まり、両親が亡くなる時まで続きます。
(例:帰省や介護など)

②学生
小学校に入学したときに始まり、ほとんどの場合、最低でも義務教育の終了まで続きますが、高校や大学を卒業するまで続く人もいます。
また学生という役割は、一生の間に何度もやってくることもあります。
(例:会社での勉強会や短期研修など)

③余暇を楽しむ人
余暇活動に時間やエネルギーを費やす役割。
(例:読書やスポーツなど)

④市民
無給のボランティア活動に時間やエネルギーを費やす役割。

⑤職業人
有給で働くことを完全にやめる時点まで続きます。

⑥ホームメーカー
住む場所のメンテナンスをする役割。
(例:料理や買い物など)

これらの役割をつくり、増やすことで、自分らしさを見つけることができます。

自身の役割をつけ加えることで、満足のいくキャリアを形成でき、「自分らしさ・自分の存在」を感じることができ、結果として「キャリア」を”豊か”にできます。

ママノバ内では無料のセミナーや有料の研修が盛りだくさんです。
私はママノバのコミュニティに入り、セミナーに参加したり、コミュニティのメンバーの方と交流をしたり、とても刺激的で楽しい時間を過ごせています。
その中で、新しい自分の発見・忘れかけていた自分を思い出すということもありました。

育休中の今だからこそ、今自分にはどんな役割があるのか考え、つけ加えたり、調整してみたりしてみてくださいね!

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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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ワーママがキャリアの可能性を広げる場所「ママノバ」の会員で、仕事と家事・育児の両立に奮闘するママたちです。


 

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