これまで感じていたキャリアの“しこり”をつよみに変換。新たな1歩を踏み出す覚悟ができた|H.Yさん|会員の声|ママノバ

profile
お名前:H.Yさん
年齢:33歳
現在のお仕事:NPO法人の総務
お子さんの年齢/性別:2歳女の子
ボランティア内容:人材系の会社で研修や講演会などの資料のアップデート
▼ママノバに参加しようと思った理由
復職後1年、湧き出てきた「自分のキャリアをこのまま形成していいのか」という気持ち
育休から復帰して1年が経ったころにママノバに参加しました。そのころは10~16時の間で月に100時間ほど働いていて、比較的融通がきくことから働き方については悩んでいませんでしたが、やりがいの部分でモヤモヤを感じていました。
というのも、当時は総務の仕事をしていたのですが、出産前は人事をしていて。対人の業務が好きなこともあり、やりがいを感じられていなかったんです。人事に戻れる見込みもない中で、人事を深めていきたい、おもしろいと思える仕事に挑戦したいと思い始めていました。
以前は大学や企業で人事やキャリア支援に携わる仕事をしていました。しかしハードワークや結婚のタイミング、病気をしたことなどが重なり、キャリアアップのために転職をした会社を退職。
この時に感じた「うまくいかなかった」という気持ちが、キャリアの“しこり”として心の中に残ってしまいました。そしてそれからは、自分の気持ちにふたをして、本当にやりたいことと向き合わないようにしてきたんです。
だからこそ今の職場に対しては、「拾ってもらった」という気持ちが大きくて…。期待に応えるためになんでもこなしてきましたが、そうしているうちに心の中の“しこり”に加えて、「これまでのキャリアで何かを極めた経験がない」という思いやモヤモヤも徐々に大きくなっていって。
復職して1年が経ったころにそのモヤモヤが爆発。「自分のキャリアをこのまま形成していっていいのか」という気持ちから、何をしたらこのモヤモヤは解消するのかと調べている中で見つけたのがママリブラ・ママノバでした。
その当時は「つよみなんて、何もないな私…」と思っていて、転職が気になりつつもほかの会社でやっていけるのかとても不安でした。
そんな不安を抱えていた時期ということもあり、ボランティアという形でほかの会社を見ることで、自分のつよみを相対的に理解したり、自己理解を深めたりしながら、やりたいことを見つけたい、向き合っていきたいと思い参加を決めました。
▼ママノバの感想
ママノバでの出会いを通して、自分の過去や内面、これまでのキャリアと向き合えた
率直に、とても感謝しています。本当に参加してよかったです。
参加した当初は、もとの会社で「どうしたらこの組織がよくなるのか」を考えていた時期でした。ママボランの活動先が人材育成や組織開発の事業の会社で、それが自分の関心事とドンピシャだったんです!
組織は変えられるし、こういうふうに人の働く幸せを追求していいんだと思えるようになりました。自分の過去や内面、これまでのキャリアと向き合うことができたと思っています。
キャリアプログラムの研修で、mog代表の稲田さんが言っていた「ワーママは時間がないから、つよみを活かしていこう」という言葉がとても印象に残りました。
それまでは、期待に沿ったフィールドで仕事をしていたこと、本当にやりたいことをやれていないことに気づけました。
ママボランでの出会いやキャリアプログラムの研修での気づきを通して、次第に「転職しよう!」という気持ちが芽生え、次に進む力をもらえました。働きながらの参加は大変でしたが、人生を変える出会いだったと感じています。
▼転職活動のこと
寄り添ってもらえたからこそ、挑戦してみようと覚悟できた
転職活動を始めたころは、なかなか書類が通らずとても苦労しました。それでもママリブラのキャリアカウセラーの藤井さんだけは寄り添ってくれて。今回の転職がうまくいったのは、藤井さんとの相性がとてもよかったからだと思っています。
最終的に転職を決める時も、藤井さんにはじっくり話を聞いてもらいました。そのおかげで「新たな挑戦は不安がないわけじゃないけれど、やったら次につながるからチャレンジしよう」と思えたんです。
藤井さんの向き合い方にはエージェントとしての価値を感じました。日々のコミュニケーションや、紹介していただいた会社が自分にとても合っていたことから、ママリブラは単にワーママに求人を紹介しているだけではない、ママノバやカウンセリングなどを通じたキャリア支援をやっているからこそ、このようなあり方なのだと強く感じました。
また、もとの職場では時短勤務をしていたこともあり、「子どもが小さいうちは時短」というイメージを持っていて、フルタイムで働くイメージを持てないことも不安でした。しかしママノバのセミナーで、小1の壁の存在や、「未就学のうちだからこそ稼げる」という考え方を知り、覚悟が決まりました。
今回の転職では、これまで“しこり”に感じていた「いろんなことをやってきた経験」も、1つのつよみなのだと気づくことができました。ママノバでのさまざまな出会いがあったからこそです。
▼これからについて
人生の前半戦、ラストスパート!「これもやってきたぞ」と言える自分になりたい
今回の転職でフルタイムで働くことにしました。正直まだ自信はないのですが、やってみるしかないと思っています。子どもとどう向き合っていくかなど課題も出てくると思います。手のひらに乗せられるものは限られるので、限られた時間の中ですが、仕事と家庭を大事にしていきたいです。
ここでしっかり踏ん張って、歯を食いしばってがんばることで、40代になった時に充実したキャリアや、新しい武器を得られているはずという期待があります。「私はこれもやってきたぞ」と言える40代になっていたいですね。
いずれは、働く時間で評価されない仕事ができたらいいなとも思います。スキルを身につけて、ちょっと自由に、自分に自信を持ちながら仕事をしたい。
自分の大事にしたいものを大事にできるような働き方が選べたり、明確にその先やりたいことが言える状態でありたいです。そのために今が人生の前半戦のラストスパートととらえて行動していきます。
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※ボランティア活動をすると、インセンティブとしてこのキャリアプログラムが無料で受けられます。
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