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HELLO!career well-being!|社員の声をもとに、制度や施策を導入。社員のライフを含めたキャリア支援で、多様な社員がイキイキと働き続けられる職場づくりを推進|株式会社エムティーアイ

コラム
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HELLO!career well-being!」プロジェクトは、社員のcareer well-beingを大切にしている企業を“見える化”して、同じような企業を増やしていくことでワーママをはじめとする、すべての人たちが納得のいくキャリアを築いていける社会を目指しています。
 
今回お話を聞いたのは、「music.jp」や「ルナルナ」を始め、暮らしをとりまくさまざまなモバイル・コンテンツを提供している株式会社エムティーアイ(以下、エムティーアイ)コーポレート・サポート本部の岩渕由希さんと、子育てと両立しながら働くヘルスケア事業本部の本田亜姫さん。社員のcareer well-beingを実現してきたエムティーアイの取り組みや、職場環境などをお話いただきました。
 
お話を伺った人
株式会社エムティーアイ
コーポレート・サポート本部 人事部 岩渕由希さん(写真左)
ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業部 本田亜姫さん(お子さまの年齢:中3、6歳)(写真右)
 
―まずは岩渕さんにお伺いします。貴社が考える”career well-being”とは、どのようなものでしょうか?
■多様な社員が、生産性を高めた状態でイキイキと働き続けられる環境
エムティーアイは、ライフを含めたキャリア支援を大切にしており、社員ひとりひとりが生産性を高めた状態で、イキイキと働き続けられるような環境を目指しています。
 
社内には、さまざまな国籍の社員が在籍していて、ライフステージも人それぞれです。仕事とライフを両立するための支援や制度を整えていくことは、生産性の向上はもちろん、本人が望まない離職の軽減にもつながっていくと考えています。たとえばフルリモート制度があることでパートナーの転勤に帯同したり、介護のために地元へ帰ったりといったライフステージの変化があった時にも、キャリアを継続することができ、会社側にとっても採用にかかるコストの削減につながっています。
 
―”career well-being”を実現するために、どのような取り組みをされているのでしょうか?
■社員ひとりひとりが、自分でキャリアを選択できるように多くの選択肢をつくっている
社員のライフも含めたキャリア支援を大切にしていますが、プライベートの事情やキャリアは人それぞれで、1つの型にはめることはとても難しいです。そこで、選択肢をなるべく多くつくることをビジョンとして持っています。選択肢をいくつか用意して選べる状態にしておくことで、それぞれのライフステージや希望に合わせたキャリア選択を可能にしています。
 
また、新たな取り組みとしては、育休明けのパパ・ママ社員に向けて、オンボーディング施策「育休復職者向け支援プログラム」を2023年4月に開始しました。定期的な1on1に加えて、働き方についての考え方や今後の展望など、上長とキャリアについて話す場を設けています。これは仕事から離れていたことで、復職することにプレッシャーを感じたり、キャリアに対する不安を感じている社員がいることから始めた施策です。改善が必要なところもありますが、「普段できない会話ができてよかった」ととても好評です。
 
これからもトライ&トライをくり返しながら、社員ひとりひとりが前向きな状態でワークライフをマネジメントできるように、必要に応じて新たな施策も取り入れていく予定です。
 
―社内の風土づくりにおいて、工夫されていることを教えてください
■制度を導入する際は、社員のヒアリングから実施。必要に応じて説明会や研修を取り入れ、社員からの理解を得られるような制度づくりを進めている
どんな制度であっても、利用する人としない人との差が必ず生まれてしまいます。だからこそ制度を導入する前には、関係各所へのヒアリングは欠かさず、さらに理解促進のための説明会や、関連する講座を開いて「なぜ、会社にこの制度が必要なのか」について、社員の理解を得られるように取り組んでいます。
 
たとえば、フルリモート・フルフレックス制度を導入する際には、50人以上の社員にヒアリングを実施して、全社アンケートも実施し、会社としての課題や問題点を洗い出してから、制度の中身を検討していきました。課題を見落とさないためにも、我々のやっていることを理解してもらうためにも、社員とのコミュニケーションを欠かさないようにしています。
 
ヒアリングやアンケートの結果によっては、意見が割れたり、議論の場においてもお互いが譲らないということもありますが、安易にどちらか一方の意見に施策や制度を寄せるのではなく、もう1歩踏み込んで、0か100ではない落とし所を見つけることが重要なポイントだと考えています。
 
―現在の姿に至った過程を含めて、工夫されているポイントを教えてください
■制度や施策のベースに、経営陣の「社員と一緒に、会社を成長させていきたい」という思いがある
以前は、20~30代の若手社員が多い会社でしたが、6~7年ほど前から妊娠・出産などのライフステージの変化を迎える社員が増加し、加えて、さまざまな国籍の社員を積極的に採用しており、多様な人材や社員のライフステージに合わせて制度を変化させてきました。
 
中でも近年のフルリモートとフルフレックスの制度導入についてはコロナ禍によって、世の中の働き方が大きく変化したことも影響しています。当初は試験的な導入でしたが、生産性を維持して働くことが可能だとわかったためコロナ以降も、フルリモートとフルフレックスを継続しております。このようにやってみなければ反応や効果が見えない施策は全社導入の前にトライアルという形を取りスピード感を持って進めるケースも多いです。
 
また、取り組んできた施策や制度のベースにあるのが、経営陣の「社員と一緒に、会社を成長させていきたい」という思いです。制度や施策について話し合う場では、経営陣から「社員たちは、どう思っているのか」という質問を必ず受けています。そのためにも、事前のヒアリングやアンケート結果など従業員の声を可能な限り集めるようにしています。
 
―続いて、本田さんにお伺いします。ご入社の経緯を教えてください
■新たなチャレンジを求めて、広告代理店から事業会社のエムティーアイに転職
前職は、約10年間、広告代理店でWebディレクターとして働いていました。途中、第1子の産休・育休から復職して、やりがいを感じながら働いていましたが、経験を積むために転職する人が多い業界ということもあって、私を育ててくれた先輩たちも次々と転職。新たなことにチャレンジしている先輩たちの姿を見て、漠然と「自分も新しいことに挑戦したい」「成長する必要がある」と思うようになりました。
 
特に、前職は広告宣伝に特化した仕事をしていたので、戦略立案などマーケティングの上流工程で必要になるようなスキルは身につけられていないと感じていました。そこで、子どもが3歳を迎えた30代後半、第2子を希望していたこともあって、「環境を変えてチャレンジするのは、このタイミングしかない」と思い、夫に相談し、夫から「納得するまでチャレンジしてみたら」と応援、後押しをしてもらい転職活動を開始しました。
 
転職活動では、業界を決めることなく、「1.自分ができることやスキルを活かせる」「2.自身が目指しているところの能力を身につけられる」仕事という点を重視。「世の中に何かを生み出したい」という人をこれまで以上に力づよく支えられる存在になりたいと思っていて、そのための経験を積むことができる環境を探していました。
 
最終的に、エムティーアイと大手広告代理店の2社から内定をいただいて、それまでの実績を引き続き活かせる広告代理店にも魅力を感じましたが、事業会社であるエムティーアイでより幅広い分野の経験を積みたいと入社を決めました。入社当時は制作部署にて制作ディレクターとして、現在はヘルスケア事業本部ルナルナ事業部にて広告事業およびPRの担当として業務を担っています。
 
―“career well-being”の視点で感じる、前職と現職の違いを教えてください
■自分で業務の計画を立てられるようになり、仕事と家庭に対してあきらめることが減った
前職は、顧客にスケジュールを合わせることが求められる業種で、常にスピード感を追求していました。子どもが生まれてからは、出産前と同じようなスピード感で動けないことも多くて、子どものお迎えで退社する時にも「あと1時間あったら、もっと満足のいく仕事ができたのに…」と思ったり、少しずつあきらめることが増えていきました。
一方で、求められるスピード感にできるだけ応えようとすれば、家族と過ごす時間を削らなければ追いつかないことも多くて、家族に対しても申し訳ないと思うこともあり、家庭も仕事も、どちらもが中途半端になってしまっているように感じていました。
 
現在の仕事においては、事業計画を立てるところからかかわることもあるため、業務スケジュールも把握・調整しやすいです。スピード感を求められることももちろんありますが、仕事と家庭のバランスを取りやすくなっていると感じています。仕事が忙しくなる時には、家族とも「ここは忙しくなるよ」と事前に相談ができるようになって、仕事に対して「ここまではやり切りたい」と思うところをあきらめることがなくなりました。
 
加えて、現在はフルリモートの働き方をしていて、家庭と仕事の拠点が1つになったことで、それぞれへの切り替えが1秒でできるようになりました。移動時間がなくなった分、子どもの学校の行事や体調の変化にも柔軟に対応ができるようになったし、より効率よく仕事ができるようになったのを実感しています。
 
―“career well-being“を実感する日常のシーンや、職場全体のマインドはありますか?
■気持ちに寄り添った温かい言葉をかけ合う風土と、相談しやすい環境で安心感がある
男女関係なく、子育てや介護などで休まなければいけない時には、積極的にバックアップをしてもらえる環境で、相談がしやすく、業務が調整しやすい職場環境です。また、家族の看護や介護、自身の体調不良などで休む時にも、「これ、やっておきますよ」「お大事に!」と声をかけてもらえるなど、気持ちに寄り添った温かい言葉をかけ合う風土があります。
 
私自身、遠方に住む高齢の両親の体調に不安があり、上司やメンバーに相談のうえ、今年1カ月ほど両親の家に滞在しながら仕事をさせてもらいました。仕事を止めることなく両親に寄り添うことができたし、上司やメンバーに「家族として、今後どのようなサポートをしていきたいか」など、話をする機会をもらえてとてもありがたかったです。
 
この風土には、ルナルナなど、ヘルスケアの分野でサービスを展開していることが影響していると思っています。たとえば、ルナルナのミッションは「すべての女性に寄り添い、社会の変化を後押しすることで、女性の幸せの実現に貢献する」こと。女性の健康をライフステージの変化に合わせてサポートしていくことを目指しており、ここに対してメンバーひとりひとりが「幸せの実現のために、どこを手伝えるのか」と考え、勉強や調査をくり返していることが、社内での温かい声がけや、サポートにつながっているのだと思います。
 
仕事を一緒にするメンバーが、こちらの事情に寄り添ってくれることは、休むことで自分を責めてしまう人の不安を減らし、「また戻ったらがんばろう!」と思うモチベーションにもつながっていると感じています。
 
―転職したことによって生まれた、キャリアや仕事に対するマインドの変化はありますか?
■戦略的思考が身につき、やみくもに不安になったり、ストレスを感じたりすることが少なくなった
「もっと、成長したい」という思いから、エムティーアイに入社しましたが、まだまだ挑戦できることがたくさんあります。特に、マーケティングの分野においては、事業会社であるエムティーアイに入社したことで継続的に、なおかつ、幅広く学ぶ機会を得られています。
 
また、戦略的思考で観察したり、考察したりする力も求められるようになって。サービスを企画するうえで、目標設定や優先順位のつけ方、リソースの最適化、リスク管理などの多角的な視点を少しずつ持てるようになってきました。戦略的思考を身につけられたことで、仕事においても家庭においても、問題が起こった時にやみくもに不安になったり、ストレスを抱えることが減ったように感じています。
 
―これからチャレンジしていきたいことはありますか?
■これまでの経験やスキルを活かして、若い世代が活躍できるような場を作りたい
前職で培ってきた広告のスキルも活かしつつ、今やっているヘルスケア事業サービスで、PRや広告事業のスペシャリストであり続けたいと思っています。そして、これまでの経験やスキルを使って、若い世代がもっと活躍できるような場をつくっていきたいです。
 
プライベートの目標は、子どもたちを自立させて送り出すことです。そのためにも子どもたちには、イキイキと働く母の姿を見せていきたいです。また仕事で得た知識を使って、子どもたちにも何かを伝えていけたらいいなと思っています。たとえば、人とのコミュニケーションの仕方だったり、仕事で携わっている「性」についての話だったり。思春期を迎えて、あまり自分の話をしなくなった上の子と話ができたり、交友関係を知るきっかけづくりにもなっています。
 
これからも、ライフステージの変化とともに、いろいろなできごとが起こると思いますが、「やっておけばよかった…」と後悔することがないように、できることはどんどんチャレンジしていきたいです!
 
株式会社エムティーアイのcareer well-being!実現のポイント★
・多様な社員が生産性を高めた状態で、イキイキと働き続けられるように、社員のライフを含めたキャリア支援を実行
・ヒアリングや説明会を実施するなど、社員からの理解を得られるような制度づくり
・家族の看護や介護などで休む時にも、気持ちに寄り添った温かい言葉をかけ合う風土
 

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