3人育児ってどうなの?「3人目の壁」を突破した、我が家のリアル|ママノバライター

コラム
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今日も育児に邁進しているみなさま、いかがお過ごしでしょうか。ママノバライターのYMです。
先日、ママノバのイベントでもありました「異次元の少子化対策」。なぜ、「異次元」とまで銘打って少子化対策をする必要があるのでしょうか。
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査(2021年)<結婚と出産に関する全国調査>」や公益財団法人日本財団の「1万人女性意識調査(2023年)」によると、
①婚姻数が減っている。
②さらに夫婦が持つ子どもの数も、平均2.2人から1.9人に減少しているそうです。

世帯構成を見ても、これまで長らく「夫婦と子ども2人」という4人世帯が多くの割合を占めていましたが、2002年以降は減少に転じているのだそう。さらに、3人以上の子どもを持つ世帯も減少しています。一方で、「夫婦と子ども1人」の3人世帯が相対的に増えているとのこと。

実際、「2人目の壁」や「3人目の壁」というフレーズをお聞きになったことがある方も多いのではないでしょうか?

今、大きな壁として立ちはだかっている「3人目の壁」。
みなさんの中にも、子どもの人数にまつわる家族像に悩んでいる方がいるかもしれません。

そこで今回は、6歳・3歳・1歳の子どもを育てている私たち夫婦がどのように「3人目の壁」を乗り越えたのか、3人育児まっただ中のリアルな姿をお伝えしたいと思います。どのような家族像を描くのか迷っている方の参考になれば幸いです。


▶「3人目の壁」を想像してみよう
まず、お伝えしたいのは「3人育児、なんとかなりますよ!」ということです。
私たち夫婦には足りていないところも多いですし、毎日のルーティンは本当に大変ではありますが、それでも3人の子どもたちに囲まれる日々は充実しています。

3人育児に限らず、子どもが増えることで考えられる大変さは
①お金がかかる。
②家事が増える。
③子どもを見る目・手が足りなくなる。(子ども人数>親)
などが挙げられるのではないでしょうか。

①については、今後の「異次元の少子化対策」にさらなる期待を寄せることにしましょう。
この記事では、②と③を中心に我が家のリアルな姿をお伝えします。

▶家族5人分の家事は?
残念ながらご想像の通り、家事の量はうんざりするくらい多いです!

・洗濯物は角ハンガー4つ+子ども用10連ハンガー+大人用10連ハンガーを毎日フル稼働。
・毎日、4合のお米を食べる!毎朝4時半に起きて、夕飯づくり。
・トイレは気がつくと、「さぼったリング」ができている。
・目を離した隙に1歳の子どもがつまんでいるものが、ほこり。
など、毎日全力で動いても現状維持が精いっぱいです。フォトジェニックなお部屋は、望むべくもない…。

▶どこからどう見ても、てんやわんやな日常生活
次に、子どもを見る目・手が足りなくなることについては、複数の子どもを相手にしているため、常にマルチタスクです。

・片ひざで、1歳児に授乳中、反対のひざには16kgの3歳児がドスンと座り、さらに背中に6歳児が乗ってくる。
・1歳児には早期に手づかみ食べを導入して、自分で食べてもらいつつ…。甘える3歳児をひざに乗せながら食べさせ、その様子を見た6歳児がうらやましがって「あーんして」とねだってくる。
・授乳をしながら、上の2人と絵本を読んだり、トランプをしたりー。平和な時間を過ごしているかと思いきや、上の2人が開始5分後にけんかを始めて、授乳を邪魔された1歳児が大泣きする。

いかがでしょうか。我が家は「落ち着いた」とは正反対の実情です(笑)。しかし、このにぎやかな日常も、スリリングで楽しかったりもします。あまりに大変すぎて笑ってしまうときがあるくらいです。

▶子どもが多いからこそ得られる経験
きょうだいが多いことで学びもあります。子ども同士で遊んだり、サポートをし合ったり、きょうだいとのかかわりで、「社会経験を得られている」と感じるできごともたくさんあります。
「毎分、けんかしているんじゃないか?」と思うぐらいけんかは多いですが、「けんかは仲直りの練習」が我が家の合言葉で、できるだけ心穏やかに見守りたいと思っています(できるだけ…)。

さらに、大変な家事も「夫婦だけでなく、子どもともシェア」するようにして、一緒に家事をする時間を設けています。家族みんなで洗濯物をたたみながら、しりとりや家族インタビュー(お立ち台に子どもが順番に立って、ほかの家族が質問する)などです。家事と遊びを家族全員で共有することで、少しでも楽しく家事をする習慣を、生活に織り込んでいます。

▶私たちが大事にしたいこと
今後、子どもが成長するにつれて、もっと大変になる日が来るかもしれません。けれど、日常の中に散らばっている子どもの楽しそうな笑い声や、きらきらした目を見られる瞬間を大切にしていきたいと思っています。
常に笑顔でいなくてもいい。けれども笑顔があふれた時には、それをキャッチして笑顔を返せる家庭でありたい。3人育児をしながらかなえていきたいと思っています。


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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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