転職も視野に入れていたけど、やっぱり今の仕事が好き。復職して120%がんばろうと決意|T.Hさん|会員の声|ママボラン

profile
お名前:T.Hさん
年齢:38歳
現在のお仕事:人材派遣会社の営業部門マネジャー
お子さんの年齢/性別:0歳2カ月の女の子(育休中)
活動内容:病児保育のNPO法人にて、保育士向け研修の外販促進ツール作成
▼キャリアデザインプログラムを受けようと思った理由
転職を意識。経験スキルを言語化し、市場価値を知りたかった
育休に入る前は、復職のタイミングで転職をしてもいいかなと、ぼんやり考えていました。
新卒から15年近く勤めてきた会社でマネジャーも3年経験していました。マネジャーの次の役職は部長なのですが、部長になるイメージはなかなか持てず、かと言ってマネジャーのまま定年までここで働くとなると、ずっと現状維持で成長できないのでは、という漠然とした不安を感じていて。
40歳という年齢が見えてきたこともあり、復職後の長期的なキャリアを考えていたタイミングでした。
そんな不安やモヤモヤを解消したくて、育休に入ってすぐ、プロコーチになった友人のコーチングを受けました。コーチングで価値観やキャリア観については言語化できたのですが、経験スキルの言語化が難しくて、その友人からすすめてもらったのがママボランだったんです。
他社で働く経験に加え、キャリアデザインプログラムに参加すれば、経験スキルが言語化でき、自分の市場価値が分かるのではと思って。子どもは生後2カ月でしたが、すべてオンラインで参加できるということだったので参加を決めました。
※ママノバでは「キャリアプログラム」に変更となっています。
▼キャリアデザインプログラムを受けた感想
研修で、働き方・生き方の視野が広がった
研修がすごくよかったです。自分がこれまでやってきたことを振り返りながら、いろんな人のいろんな働き方・生き方に触れることができ、視野が広がりました。
キャリアカウンセリングも期待していた通り、めちゃめちゃよくて。自分の中にある思いや考えを引き出してもらうコーチングとは異なり、カウンセリングは、まずはじっくり話を聞いてくれて、そのうえで的確なプロならではのアドバイスをもらえたことがありがたかったです。また、キャリアアドバイスも、アドバイザーの稲田さんがズバッと言ってくれて、目からうろこの連続でした。
ボランティア活動は、NPO法人で法人向けの営業ツール作成を担当しました。これまでとまったく違う業界の未経験の仕事でしたが、役に立つことができるんだと、自信につながりました。また、サービスの重要なポイントを理解してまとめることが得意という、これまで自覚できていなかったスキルも発見でき、とても意義のある体験でした。
キャリアデザインプログラム修了後は、「ママボランを育てる会」というサークルのような会員同士のグループで、ボランティアに取り組んでいるママと、受け入れ企業さんの間に入って、業務内容やコミュニケーションの調整をするコーディネーターにチャレンジしました。やってみたいと思ったことを、やらせてもらえる環境がすごくありがたかった。自分で手を挙げたことにチャレンジできて、ひたすら楽しかったです。
やってみたいと思うことがあった時に、0から自分で機会をつくろうと思うと大変ですが、気軽にチャレンジできる場があるというのが、ママボランのコミュニティの特徴だと感じます。率直にやりたいことをやりたいと言える前提には、ほかでは出会えない、「〇〇ちゃんのママ」ではなく「私自身」として語り合える仲間の存在が大きかったです。
▼これからについて
新しい価値観に出会い、手の届く範囲のやりたいことに向き合っていきたいと思えた
自分でも意外な結論だったんですが、転職はやめてもとの職場に復職しようと決意しました。研修やキャリアカウンセリングを受ける中で、今の仕事が好きなんだ、思い入れがあるんだと気づいたんですよね。
「あなたの武器はなんですか?キャリアの広げ方・尖らせ方」という研修の中で、講師の稲田さんから「Tさんが部長を目指さない理由って、もしかしたら部長がどういう視点で仕事を見ているか知らないからじゃないでしょうか?」と言われ、ハッとしました。
確かに、部長が実際にどんなふうにメンバーのことを見て日々仕事をしているか考えたことはなく、今の自分が見えている範囲のイメージだけで「部長職っておもしろくなさそう」って思っていたことに気づいたんですよね。
今は、1段階、2段階視野を上げた時にどんな世界が見えてくるんだろうということに興味がわいているので、まずは復職して仕事を120%楽しんでみたいと思っています。
実はママボランに参加する前は、自分の中からわき出てくる、唯一無二の「これをなし遂げたい!」という大きな夢がないと、人生が楽しくならないんじゃないかという思いにとらわれていたんですね。やりたいことがない自分はダメなんじゃないかという思いや、敷かれたレールに何となく乗ってきてしまったんじゃないかという後ろめたさがあって。
でも、多様なワーキングママの生き方・働き方を聞く「ライフシェア」というイベントの中で、仕事を「自分にとってどんな状態なら幸せか」という観点で考えてもいいんだという新しい価値観に出会い、考えが大きく変わりました。
キャリアデザインプログラムを終えた今、これまでの仕事を選んできた自分を認めることができたし、大きな夢は相変わらずないけれど、手の届く範囲のやりたいことに向き合っていきたいと思っています。
キャリアプログラムの詳細はこちら
※ボランティア活動をすると、インセンティブとしてこのキャリアプログラムが無料で受けられます。
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