正社員の“ブランク”があることで抱いていた課題感。ママボランと研修のかけ合わせで理想の働き方に気づき、次のキャリアへの1歩を踏み出せた!|M.Sさん|会員の声|ママノバ

profile
お名前:M.Sさん
年齢:45歳
現在のお仕事:金融会社の経理
お子さんの年齢/性別:小6男の子、小3女の子
ボランティア内容:mogで新規ボランティア先の開拓・営業サポートとライティング
▼ママノバに参加しようと思った理由
専業主婦という“ブランク”がある中で、未経験の職種を経験できるママボランに魅力を感じた
新卒で金融会社に就職し、その後不動産ベンチャーで投資ファンドの営業を経験しました。とてもやりがいを感じながら働いていましたが、家庭との両立を図るために退職。専業主婦の期間を経て、第2子が幼稚園に入園してからメーカーで事務職のパートとして勤務していました。
事務職のパートを始めて何年か経ったころ、補助的な業務が多い環境だったこともあり「ベンチャーで働いていた時のように自分がいるからこそ仕事が回っているという感覚があって、自分にとってやりがいを感じられる仕事をしたい」という思いがわき出てきて、次第に正社員としての再就職を考えるようになっていきました。
専業主婦というキャリアのブランク期間がある中で正社員として再就職するために、まず思い浮かんだのは、資格取得という選択肢でした。しかし、どんな資格であっても求人票に記載されている応募資格には2~3年の実務経験が必須で企業が求めているのは資格を使ってどんな仕事をしてきたのかということ。「未経験から経験を積める場所がとても少ない」と痛感しました。
正社員として社会復帰することの難しさを感じていたときにママボランを見つけて。ボランティアという形で未経験の職種を経験できるところに魅力を感じて参加を決めました。
▼ママノバの感想
気後れする必要はない!ママボランと研修のかけ合わせで気づけた理想の働き方
ママボランは、mogで法人向けのアタックリストやメール文面の作成などを担当しました。「どんな企業であれば、mogのビジョンに共感を持ってくれるのかな」「どうやったら興味を持ってくれるのかな」と試行錯誤しながらの業務を楽しみながら進められました。
正社員として約15年のブランクがある中で「自分のスキルがマイナスになってしまっている」と感じていたこともあり、ママボランで活動するまでは、育休中のママと同じ位置で仕事をすることに少し不安を感じていました。
しかし実際に仕事をしてみると、これまで経験しながら培ってきたものや専業主婦として身につけてきたもののおかげで成果を上げられることもあって。活動し始めてすぐに「気後れする必要はなかった」と感じられてとても驚きました。
今後もこのような気持ちは持たなくてもいいということ、何をやるにしても課題さえ明確にしておけば、これまで培ってきたスキルや経験でアプローチできるのだと気づけたんです。ママノバ参加前にブランクを気にしていたことを忘れてしまうくらい、活動を通じて仕事に対する不安感が減りましたね。
ママノバの研修でもさまざまな気づきがありました。特に、ほかの誰かと一緒に自分のことを振り返れたのがとてもよかったです。
これまでもキャリアについて迷ったときに、自己分析しながら俯瞰してみたり、内省を深めたりしてきたのですが…。ほかの参加者や講師の方からのフィードバックを通じて、自分とは異なる多角的な視点から自分を見つめることができました。
そして研修とボランティアを並行して取り組んだことで、これまではぼんやりとしていた「どういうことをしたら自己高揚感を持って働けるのか」について、具体的な中身まで踏み込んだり、この先5~10年の自分にとっての理想の働き方やありたい姿を考えることもできました。
自分の得意なこと・好きなことを研修で発見して、その仕事をボランティアで体験するー。こうやって研修と実務のかけ合わせができたことで「確かに、自分はこういう仕事が好きなんだな!」と理想の働き方に納得できました。
▼転職活動について
1人の企業人として、自分の共感するビジョンを掲げている企業で働きたいと思うように
もともとメーカーでパートの事務職をしていた理由は、娘の幼稚園の近くで働けるということだけでした。最初は「働ける」ということ自体に楽しさを感じられていたのですが、長年やっているうちに楽しいと思える部分はやりきってしまい…。
先ほどもお話したように、「自分がいるからこそ仕事が進んでいる感覚があって、自分にとってやりがいを感じられる仕事をしたい」と思い始めるようになっていました。
その中でママノバに参加したり、課題感を持っていた「ブランクのある女性のキャリア支援」に関するサービスを立ち上げるための起業を考えてみたり。やりがいのある仕事を求めて、起業や転職を視野に入れていました。
起業に向けて実験や試作のようなこともしたのですが、なかなかうまくいかなくて。起業という形ではなく「1人の企業人として、自分の共感するビジョンを掲げる会社で働いていくのもいいのでは?」と思うようになり、本格的に転職活動を開始しました。
そして、世の中に新たな価値を生み出す人たちを支えるベンチャーキャピタルのシステム構築会社に出会いました。「今後の社会をより良くしていく」というビジョンに共感して、この春から働いています。
ママノバに参加する前までは自分の経歴を話すときには、ざっくりと「こういう業種で働いてきました」という話しかできませんでしたが、そのうちどこをつよみとして打ち出すのか、ママノバの研修を通して明確になりました。今回の転職活動でも役立てることができたと思います。
▼これからについて
自分の仕事を楽しみながら、子どもたちにも「やりたいことをやっている姿」を見せていきたい
自分の仕事を楽しんでいきたいですね。家庭を大事にしながら、やれることを増やして仕事の幅を広げていきたいと思っています。
起業を視野に入れて考えていた「ブランクのある女性のキャリア支援」については、現職と並行で取り組んでもいいと言われているので、サービスや事業として形にするのか、情報発信していくのか、まだ具体的なことは決めていませんが、長期的に取り組んでいきたいと考えています。
私が働くことを、6年生の息子が1番応援してくれています。3年生の娘は最初寂しがっていたこともありましたが、今は応援してくれるようになりました。
子どもたちにはこれからも「自分のやりたいことをやっている姿」をたくさん見せていきたいと思っています。
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※ボランティア活動をすると、インセンティブとしてこのキャリアプログラムが無料で受けられます。
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