育休ボランティアを3カ月やってみた私の変化と得たもの・なくしたもの|ママノバライター

こんにちは
ママノバライターのみくです。
今回は、ママノバの中で提供しているサービス「ママボラン」について書きたいと思います。
そもそも、「ママボラン」って何?
「ママボラン」は現在ママノバ内で提供しているサービスで、自分が働いている企業や団体以外で「仕事のお手伝い」ができる、というサービスです。
いわゆる「社会人インターン」に近いと思いますが、社会人インターンとママボランの違いは
・「ママ向け」のボランティア活動ということもあり、ボランティア先では子どもと一緒にミーティング
参加可能だったり、フルリモートだったりと“子どもと一緒に働く”ことに対して理解のある企業が多い
・賃金の報酬がないという部分でしょうか
※インセンティブとしてキャリアプログラム受講をご用意
自分が現在働いている職場以外の職種・業種を経験し、スキルの棚卸しや働くうえでのつよみを発見したり、転職せずに興味がある業界や職種を経験できるので、転職しようか迷っている人や「このままでいいのかな…」とキャリアについて漠然とした不安を持っている人にはうってつけのサービスです。
ボランティアをやってみて
結論から言うと「やってよかった」です。
私は現在、2人目の育休中。
もともと仕事をすることが好きだったこともあったためか、1人目の育休期間の時、夫に「外で働いた時の方がイキイキしていたよね。専業主婦は向いていないかもね」と笑いながら言われたことがありました。(当時の私も専業主婦は向いていないと思ったし、今でもそう思っている。笑)
「専業主婦に向いていない」と宣告されたとはいえ、育休期間中なので働くことはできない。
そして私自身、インドアで家にいることが多い、人見知りな、いわゆる“コミュ障”。
自分から積極的に声をかけることが得意ではないため、知らないママ同士で当たりさわりのない話をする「ママ友コミュニティ」の雰囲気が少し苦手でした。
そして苦手なことがもう1つ。
それが「●●ちゃん(くん)のママ」と呼ばれること。
なぜ苦手かというと、名前で呼ばれなくなったことで自分自身の存在がなくなるような気がして…。受け入れないといけないとは思いつつも、ずっと違和感がありました。
そんな「“社会とのつながり”が欲しい!けどママ友コミュニティは苦手!」という私にとって、ママノバの環境や参加しているママ同士の距離感はすごく心地よいものでした。
「●●ちゃん(くん)のママ」と呼ばれない、「個人での私」でいられることにうれしさを感じる。
「あー、“社会とつながる”ってこんな感覚だったな」と思い出させてくれました。
今まで携わったことのない職種に挑戦できたことで達成感も得られ、自分のつよみやポータブルスキルがボンヤリとですが見つかった気がします。
ボランティアを通じてやりたいことがいろいろ見つかり、嫌だった家事も「家事をさっと終わらせて、やりたいことするぞ!」と思えばがんばれるようになってきました。
今まで“やりたくない仕事”を後回しにしがちで、仕事の優先順位のつけ方や時間管理も下手だったのですが「限られた時間の中で効率的に動く方法」を産休に入る前よりも考えるようになり、業務を進めるうえでの考え方そのものが変わってきた気がします。
得たものと、なくしたもの
私はボランティア先で記事のライティング業務を担当しました。書くこと、アウトプットすることの楽しさを得られたと思っています。
あとは得たもの…、というよりも思い出したものは、「働くって楽しい!」という感覚です。
また「どういう時に楽しくて、どういう時にモヤモヤするのか?」や「自分のつよみ」などをボランティアを通じて振り返ることで「社会人としての私」をあらためて俯瞰して見直しできたように思います。
まだまだ再構築中なところもあるのですが、これからブラッシュアップしていこうと思います。
一方で、なくしたものは「遠慮」!
ママボランの期間は3カ月なので「これを提案したいな…。だけどダメだったらどうしよう…」と悩んでいる間にあっという間に過ぎてしまいます。
「3カ月」って文字で見ると長く感じるけれど、ボランティアをやってみると本当にあっという間なんです。
そのあっという間の期間をムダにしないためにも、ボランティア先では企業さんやチームメンバーに対して提案してみたり、思っていることを正直に言ってみることを心がけました。
意外と受け入れてもらえたり、面白がって話を聞いてもらえたりする機会が多かったので、思ったことを飲み込まず出してみる、という事に抵抗がなくなっていきました。
この感覚は復職してからでも使っていきたいと思っています。
これから
次の4月に復職の予定なのですが、復職直前までボランティアを続けることにしました。(ボランティアは同じところで最長6カ月継続可能)
育休に入る前は「多分、最後の育休になるだろうから、のんびりするか」と思っていたけれど、働くことが好きとあらためて気づけたのは本当にいい発見でした。
とはいえ、働き方にはまだまだ課題がある我が家。
私たち夫婦の親は離れて住んでいるため頼ることができず、夫婦でどうにかしないといけない。
かつ私は通勤時間が長く、リモートワークも日数が限られている、という状況なので、復職面談で人事部と話すことは大いにありそうです。
ママボランでの経験も人事部へ話そうと思っています。
どういう結果になるかは分からないけれど、これから復職面談
が楽しみです。
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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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