私にもできそう!我が家の防災!|ママノバライター

コラム
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こんにちは!ママノバライターのemi3です。
我が家には12歳の双子と6歳の小学生がいます。

先日、防災がテーマの音声放送を聞きました。
「私にもすぐできそう!」と思える内容が盛りだくさんだったので、こちらの内容を紹介します。

みなさんは、家庭でどのような防災対策をしていますか?
我が家の防災対策の現状は、飲料水と多少の防災食、懐中電灯や軍手、非常用トイレといった一般的な防災グッズを気持ち程度に常備しています。また、もし外出先で災害にあったら安全を確保したうえで「◯◯に避難しようね」と家族で避難場所を共有しています。しかし、大きな地震が来たり、水害にあったらー。この備えで大丈夫なのかなという漠然とした不安がありました。

今回の放送では、防災対策の考え方として「生きるか死ぬかの大災害を想定するのではなく、まずは“3日間電気が止まったらどうするか?”を想定してみましょう」と紹介されていました。たしかに、大災害に備えることも必要ですが、台風や落雷などで停電になることは起こり得ることで、より自分ごととして考えやすいですよね。

そして、“3日間電気が止まったらどうするか?”と考えた時に「電気はランタンが◯個ある、ガスはカセットボンベが◯本あるな、よしよし」といった具合に、具体的に家に備えている防災グッズをイメージができる方はすでに備えができている。
一方で、「明かりはどうしよう?食事は何をどうやって食べたらいいの?」と頭が“?”でいっぱいになった方は、これから備えをしていく必要があるということでした。私は後者だったので、興味深く放送を聞きました。

次に、備えるものを考えていく時には、まず「電気が止まった時に、自宅で使えるものと使えないもの」を把握していくといいそうです。
災害時、冷蔵庫や電子レンジといった家電が使えなくなることは容易に想像できますよね。一方で、トイレはどうでしょうか?実は、近ごろのトイレは電気で水を流しているものが多く、停電になると水を流せないそうです。また、一般的なガス給湯器も電気制御されているので使えないものが多いとのこと。さらに住まいによっては停電で水が止まる場合もあるそうです。
電気が止まることで、そのほかのライフラインも一気に使えなくなる可能性が高いことが分かりました。

では具体的に、何をどれぐらい備えたらいいのでしょうか?
子育て中のママたちとの情報シェアという観点から、「食べもの」の備えを中心に書きます。

<水>
農林水産省が推奨する飲料水の備蓄量は、最低でも1人あたり1日3リットルを3日分だそうです。たとえば我が家は5人家族なので、5人✕3リットル✕3日=45リットル。これは2リットルのペットボトルで23本、6本入の段ボールケース4ケース分になります。我が家は日常的にペットボトルの水を飲料用として使っているため、常時4〜6ケースほど家にある状態です。そのため、水の備えはちょうどよいことが分かりました。

<食べもの>
みなさんは、防災食を食べたことはありますか?定番の乾パンやα米をはじめ、近ごろは羊かんや防災用ビスコなど種類も豊富です。しかし、実際に食べてみるとかたかったり、甘過ぎたりして「いざという時に、子どもが食べられるのだろうか…」と心配です。
そして、防災食は値段も高い。実際に食べるかどうか分からないものに、高いお金を払って買うのは…、と躊躇する気持ちもあります。

今回の放送では、普段の買いもので少し意識をするだけで「日常的に家庭で食べているものが防災食になる」という話がありました。たとえば、賞味期限が長いことで知られている缶詰。缶詰はシーチキンやサバ缶といった定番品から、焼き鳥やおでんなど種類も豊富!お子さんは、果物の缶詰も喜びそうですね。

また、そうめんは2年ほど賞味期限があり、お湯が沸かせる環境があればすぐに食べられます。α米が苦手な場合は、スーパーでも買えるレトルトのご飯やホットケーキミックスなどを用意しておくといいかもしれません。このように日ごろから家で使っているものを、災害時に備えて少し多めに備蓄しておくことを「ローリングストック」というそうです。(※)
このほかにも、そこまで賞味期限は長くありませんがローリングストックという観点から、カップ麺やインスタント食品も活用できます。グミやキャンディ、チョコレートなどのすぐに食べられるお菓子もいいですね。

(※)参考サイト
大事な水、どうやって備えますか?|農林水産省(https://www.maff.go.jp/index.html
ローリングストックについて|日本気象協会(https://tenki.jp/

今回の放送を聞いて、1番「なるほど!」と思ったのは冷凍うどんでした。夏の暑い時にもさっとレンジでチンして食べられる冷凍うどんは、我が家でも冷凍庫の定番品。かさばるので冷凍庫の場所をとるのが難点だなと思っていたのですが、この冷凍うどんが「停電時に保冷剤の役割を果たす」というお話を聞いて目からウロコでした。解凍された後はそのまま食べることもできるので、一石二鳥ですね。

このように日常の食品だけでも、1〜2日は乗り切れそうなことが分かりました。特に、子どもは普段から食べ慣れているものだと、安心ですね。
 

今回の放送を聞いて、具体的なイメージができたことで「これなら我が家でもすぐにできそう!」と安心につながりました。
みなさんもお子さんと一緒に、この夏休みの機会に防災について考えてみてはいかがでしょうか。

 
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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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