今の仕事や環境に満足していることに気づき、「管理職を目指したい」と思うように|Y.Sさん|ママノバ

profile
お名前:Y.Sさん
年齢:37歳
現在のお仕事:IT業界のPR&マーケティング
お子さんの年齢/性別:5歳女の子、0歳女の子
ボランティア内容:写真管理ベンチャー企業のイベント企画・運営、まちづくりの企画・運営企業のPR
▼ママノバに参加しようと思った理由
「いずれ転職できるように準備するのか」または「今の会社で上を目指すのか」の2択でキャリアを考えていた
入社してからずっとシステムの開発・企画の仕事をやってきて、同じような仕事を続けるのに飽きてしまい、1人目の育休前は転職したいとも思っていました。
でも、「自分が転職できるレベルなのか」「他社でやっていけるのか」が分からなくて。そんなことを感じながら育休から復職しました。その直後にママボランのことを知って「次こそは絶対やろう!」と思っていました。
その後マーケティング部に異動。すると、それまで自分の中では“普通”だと思っていたことが評価されることがあって、「意外と自分ってやっていけるんだな!」と思えるようになったんです。環境が変わったことで転職したい気持ちは少し改善されて。
いったんは今の会社に残って「いずれ転職できるように情報収集しておくのか」「今の会社で上を目指すのか」という2択で将来のキャリアを考え始めていました。
そして第2子を出産。ママボランで、ほかの会社やまったく違う業界での仕事に挑戦して、これからのキャリアについて考えてみようと思いました。
▼ママノバの感想
キャリアのフェーズが「目の前の仕事をこなす“いかだ下り”」から、「やりたいことに挑戦する“山登り”」に変化
ママボランでは、とにかく未経験のジャンルの仕事をやってみたくて、ベンチャー企業に応募しました。コンシューマー向けのサービスを展開している企業で、Webマーケティングのメンバーと一緒にイベント企画を実施。各イベントの集客状況を日々チェックしながらアプローチを変えていくスピード感をはじめ、多数の競合がいる中で集客をする時のシビアな部分を目の前で見ることができてとても参考になりました。まったく違う業界をのぞけたことはとても大きなメリットでした。
現職でも製品PRをやっていますが、ここまで細かいスパンで数字を見たり改善をしたりということはしておらず、今回最前線で本来のマーケティングやコンシューマーをターゲットにしたPRの仕事を知ることができて、ここまでやらないと成果が出ない世界なんだと痛感しました。マーケティングの観点や目標設定、PDCAサイクルの回し方などは、復職してからの仕事で活かすことができています。
また、受け入れ企業のマネジャーさんとのお話も、とても印象に残っています。チームの空気感がとてもよくて、それがなぜなのか聞いてみたんです。「自分の好き嫌いは横において、“まず仕事をしよう”というマインドで取り組んでいる」という言葉が返ってきました。
好き嫌いが激しかったり、感情的な人と働いていると、どうしてもチームの雰囲気が悪くなってしまいます。「好き嫌いはおいて、仕事をする」という言葉を聞いて、私も仕事をするうえでこのマインドを大切にしていこうと思いました。
もう1社、まちづくりや公共施設の再生に取り組んでいる企業の活動にも少し携わりました。現職で公共分野の仕事をしていて、特に自治体向けのシステムは、あまり先を見通せないこともあって離れたいと思う気持ちもあったんです。でもママボランの募集でその企業の事業内容を見た時に、“自治体”というフレーズに惹かれて。自分の中に、そこにかかわりたいと思う気持ちがあるんだと気づきました。
そしてその会社さんに、自分が知っている自治体向けの媒体など情報を話したらとても喜んでくれて。私にとっては当たり前のことでも、貴重だと思ってもらえたことがとてもうれしかった。自分のニーズを知ることができたし、公共分野での経験は私のつよみと気づくことができました。
ママノバ参加前は、将来のキャリアについて「いずれ転職できるように情報収集しておくのか」「今の会社で上を目指すのか」という2択で考えていました。ライフラインチャートの研修やキャリアカウンセリングを通じて、今の会社が恵まれた環境であること、そしてそこに対して自分が予想していた以上に満足していることに気づいたんです。加えて第2子の育休に入る直前に昇格をしたこともあって、「今はこの波に乗って、管理職を目指していこう」と明確に思うようになりました。
2回目の復職をした今、キャリアのフェーズが「目の前の仕事をこなしていく“いかだ下り”」から、「本当にやりたいことに挑戦していく“山登り”」の時期に入っていると感じています。これからは新たにママノバの研修やキャリアカウンセリングで見つけることができた、「管理職を目指す」という“山”を登っていきたいと思っています。
▼これからについて
つよみをとがらせながら、見えているレールに乗っていくだけじゃない形でキャリアをつくっていきたい!
いろんな物事を視座高く・広く見られるよう心がけて、5年後ぐらいには管理職の候補者リストの中に名前が入っていたらいいなと思っています。また、公共分野で自分ができることをやっていきたいので、ママボランで出会ったまちづくりや公共施設の再生に取り組んでいる企業さんとは、お互いにいい形でこれからもかかわり続けていきたいです。
これから5年ぐらいは、つよみやスキルをとがらせるために、新しいことにどんどん挑戦していきたいと思っています。ママノバで見つけた新たなキャリアのフェーズの“山登り”をしながら、今見えている“レール”に乗っていくだけじゃない形のキャリアをつくっていきたいです。
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※ボランティア活動をすると、インセンティブとしてこのキャリアプログラムが無料で受けられます。
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