「自他尊重のアサーティブコミュニケーション」研修を受けて|ママノバライター

こんにちは!
ママノバライターの、まるです。
先日、ママノバのキャリア研修「自他尊重のアサーティブコミュニケーション」を受講しました。「アサーティブコミュニケーション」とは、自分も他人も尊重するためのコミュニケーション手法のことです。
昔からコミュニケーションに苦手意識のあった私は、過去にもコミュニケーションに関する本を読んだり、講座を受講したりしていました。アサーティブコミュニケーションについても概要は知っていて、実践できたらいいなと感じていたものの、日常生活に落とし込むのはなかなか難しい…。
そんな中で、あらためてアサーティブコミュニケーションを学び直し、実生活で活かす手がかりをつかみたいというのが受講のきっかけです。
研修を受けての気づきをシェアしますので、こちらの研修が気になっている方の参考になればうれしいです。
講師の佐藤綾子先生(ココアさん)はとても気さくな方で、少人数での講座だったこともあり、近い距離でお話することができました。
▶佐藤綾子先生の次回関連研修はこちら
最初にコミュニケーションの類型を学び、アサーティブな自己表現について理解を深めた後は、チェック表を使って自分のアサーション度をチェックしていきました。
ココアさんに深掘りして聞いていただいて、「『髪の毛切ってすてきですね』ってほめることすら『変なふうに思われたらどうしよう』と思って言えない…」とか、「人から批判されると思いっきり落ち込んで何も言えなくなる…」など、私はどちらかと言うと、自分の思っていることを抑えてしまって、他人にうまく伝えられないタイプだと認識しました。
一方、一緒に受講していた方は、私とは違うところで悩んでいたりもして、コミュニケーションの取り方は人それぞれ、多様なんだなということにも気づかされました。
さらに、相手を攻撃してしまったり、自分を抑えてしまうのは自分の中にいろんな思い込みがあるということも学びました。自分や他人に対しての「○○であるべき」「○○してはいけない」などの思い込みや決めつけに気がついたことで、具体的な気持ちの伝え方のテクニックも実践できそうだと感じました。
最後は具体的なシチュエーションでアサーティブな話し方を考えるワークを実施。受講者自身が実際に困っている場面からコミュニケーション方法を考えていきました。
私は、「配偶者に家事をお願いしたいけど、どうしたら動いてもらえるか」という場面を設定しました。ココアさんは私の状況や気持ちをていねいに聞いてくださって、まずは起こっている事柄に対して自分がどう感じているかを整理していきました。
そのうえで、「こういうことは言えそうかな?」と一緒に考えてくださったので、なんだか最後は人生相談に乗っていただいているような気持ちになりました(笑)。
印象的に残ったココアさんの言葉が「自分が後悔しないコミュニケーションを」というもの。事実や状況を冷静に把握したうえで、「自分がどうしたいか?」を自分で認識することは大切。でも、自分の気持ちや要望を、相手に言わなくてもいいと思ったら言わなくてもいい。アサーティブコミュニケーションは手段であり、いつもそうしなければいけないものではないということです。
今までは、人間関係でトラブルや、もやもやすることが起こった時に、自分自身の気持ちにすらふたをしてしまって何も言えなくなってしまうことが多かったけれど、まずは「自分が何を思っているか」を自分に問いかけていきたいです。自分の中で言語化できることで、相手にも伝えられるようになっていくのかなと感じました。
そんなわけで、「ついつい子どもにきつい態度を取ってしまって後悔…」とか「職場で自分の意見が言えない…」など、コミュニケーションに課題感を持っていらっしゃる方にはぜひおすすめしたい研修です!自分を見つめ直すきっかけになりますよ。
■佐藤綾子先生(ココアさん)の次の研修
「NLP(神経言語プログラミング)を用いた目標設定」
3/8 (水)10:30 - 12:00
締め切り 3/3(金) 23:55
オバマ元大統領も活用していた「NLP」という脳のトリセツを用いて、何となく考えていた「やりたいこと」をかなえていくための研修です!
詳細はこちら
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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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