「もう辞めたい…」と思った私が会社に残ったわけ|ママノバライター

ママノバライターのすみです。現在、育休中で1歳の息子がいます!
現職は人材派遣会社に就業中のスタッフの方々をサポートする仕事をしています。人とかかわるのが好きで7年前に中途入社。
現在は派遣スタッフの方をサポートする仕事をやりがいを持ってやっていますが、実は今から4年ほど前に、「会社を辞めたい…」と悩んだことがありました。それでもなんとか今日まで続けてこられていて、今日は、辞めたいと思った私がなぜそのままとどまったのか体験談をお伝えしたいと思います。
転職活動をしてみた
当時は営業の仕事をしていました。辞めたかった理由は、その月の売上を達成してもまた翌月には新たな目標が立ち、という仕事内容に、「終わりがない…」「常に追われている」という感覚がつらくなってしまったから。そして、悩んでいる時間がもったいないと転職活動を始めたんです。
実際に動いてみると、リアルな転職市場の状況が見えてきました。たとえば面接を受けると、表に公開されている情報では分からない会社の雰囲気が見えてきて、それらが自分に合うか確認できます。
また、応募する企業と、現在働いている会社と天秤にかけてみると、今の会社のいいところも見えてくることも。活動を始めて分かることがたくさんあるので、少しでも悩んでいる方には、早々に転職活動を始めてみることをおすすめします。
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社外の交流会やセミナーに参加してみた
社外の人たちと話す機会は新鮮です。新しい考え方を得たり、自分を表現する機会もあり、とても刺激になりました。
私が参加したのは、起業や副業に興味がある方や実際に起業・副業している方が集まる「朝活」イベント。毎回「お互いの第一印象をほめ合う」というワークがあり、このおかげで気持ちを“上げた”状態で仕事に行くことができました!
また「今月できたこと」「来月達成したいこと」などのテーマについて語り合うワークも。普段、時間を取って自分のことを考えることがなかなかできなかったため、とても有意義な時間でした。
上司に、辞めたい気持ちを思い切って伝えた
日々の仕事の中で、時間を取ってじっくり上司と話をするのって意外と難しいですよね。もう「辞めたい」という気持ちが高まっていたので、上司に思い切ってお願いして辞めたいと伝えてみました。自分の気持ちをしっかり伝えたのは初めてでしたが、おかげで上司と腹を割って話すことができました。
最初は課長と話したのですが、その後部長・支部長にも時間を取ってもらい、とことん話すことができました。1人で悶々としていた時は、会社は私に期待なんてしていないんじゃないか、この会社で私がやりたいことをやるのは無理だろうと、一方的に決めつけていた部分もありましたが、対話を重ねるうちに自分がどう評価されているのか分かり、自分の思いを言葉にして伝えることで、気持ちも整理されていきました。
結果的に、部署異動をして残ることに
上司と話し合いを重ねる中で、派遣スタッフさんのサポート部門への異動を提案されました。転職も考えていた中での話だったので正直迷いもありましたが、とことん対話したうえでの提案だったので、受けてみようと思えました。
実際、新しい仕事に取り組むと、想像以上にやりがいがあって、充実した毎日を送れるように。既存の顧客満足度を上げていくことにウエイトがおかれている職種で、以前の営業職とは違う観点から成果を追うようになり、ストレスなく働けるようにもなりました。また、異動先では派遣スタッフの方たちに寄り添うこと多くなったことから、キャリアカウンセラーの資格を取りたいと思うようになり、実際に晴れて資格取得もしました。
もうこの会社で仕事を続けるのは無理…と、転職も決意していた私ですが、上司からの提案のおかげでやりがいのある仕事ができる部署に異動できました。部署異動は、仕事内容も一緒に働くメンバーも変わるので転職にも近いのかもしれません。今の仕事が無理…と思った時の選択肢として転職だけでなく、異動というのもあるんだと実感しています。
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本コラムはママノバライターの寄稿記事で、個人の体験談をベースとしたものとなっています。
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